Bijin Balance Makeup

美人バランスメイク

大橋タカコ

美人バランスメイク メソッド

美人の決め手は“配置バランス”

ヘアメイクアップアーティストとして、 女優・モデルはもちろん一般の方を含め、2万人以上のヘアメイクを手がけた大橋タカコ。その豊富な経験と知識から「顔の各パーツの配置を動かす」という新しいメイク理論「美人バランスメイク」を生み出しました。

顔のパーツ自体が整っている事も美人の要素の一つではありますが、実はそれよりももっと重要なのが「各パーツの配置バランス」です。ほんの1〜2ミリ程度の配置バランスの違いで美人度は大きく変わります。
その配置バランスを美人プロポーションに整え修正し、各パーツを際立たせるのが、 「大橋タカコの美人バランスメイク」です。

理想的な顔のプロポーション

理想的な顔、黄金バランスの仕組み

この比率が最も理想的な顔の
プロポーションとなります。

  • ① 顔  型/卵形が理想的。
  • ② 眉の位置/顔をタテに3等分した時に、髪の生え際から1/3の位置程度。
  • ③ 目の位置/髪の生え際から口角までの長さの1/2の位置。
  • ④ 鼻の位置/髪の生え際からあごの先までを3等分した下から1/3程度に小鼻がくる。
  • ⑤ 口の位置/小鼻からあごの先までを2等分したところに、下唇の下線がくる。
  • ⑥ 眉の長さ/目頭の真上より始まり、小鼻と目尻を結んだ延長線上。
  • ⑦ 目の間隔/目と目の間に、もうひとつ目が入るくらい。
  • ⑧ 鼻の幅/目幅と同じくらいが理想的。
  • ⑨ 口の幅/左右の黒目の内側を降ろしたところが目安。

配置バランスの
違いによる
印象の違い

各パーツの配置バランスによって生まれる「余白」が顔の印象を決めます。
自分の顔立ちを知ることが「理想的な顔のプロポーション」に近づける1歩です。

  • 左右余白タイプ

    左右余白

    タイプ

    目と眉が中央に寄り、左右に余白ができるタイプ。顔が細く見えるのが特徴。キリッとした知的な印象に見える。

  • 左右間余白タイプ

    左右間余白

    タイプ

    目と眉が左右に広がり、顔が幅広に見える。左右間に余白ができるタイプ。おっとり、おおらかで優しそうな印象。

  • 上余白タイプ

    上余白

    タイプ

    目と口などのパーツが下に集中し、あごが小さい。額が広く、上に余白ができるタイプ。若々しくかわいらしい雰囲気。

  • 下余白タイプ

    下余白

    タイプ

    目と口などパーツが全体的に上に寄り、下に余白ができるタイプ。あごが広く、額が狭い。バイタリティあふれる印象。

  • 上下余白タイプ

    上下余白

    タイプ

    目と口などのパーツが中央に寄り、顔が短く見える。額とあごに余白ができるタイプ。活発で子供っぽい印象。

  • 上下間余白タイプ

    上下間余白

    タイプ

    目と口が上下に離れ、頬と鼻が長く見える。上下間に余白があるタイプ。おとなしそうで大人っぽく見える。

美人バランススケール

美人バランススケール

まずは“美人バランススケール”を使ってあなたの各パーツの配置を測定します。
今まで自分でも気付かなかった顔の特徴がわかるはずです。
あとは、自分の配置バランスに合わせたメイクテクニックを身に付ければ、きっと自分史上“最も美しい自分”に出会えるはずです。

メイクマジックで修正

目の錯覚をメイクに応用して
顔の印象を変えます。

ラインの角度や方向、太さや濃さ、また色や質感の使い方で顔がほっそり見えたり、小さかった目が大きく見えたりします!

  • タテ線のマジック

    タテ線は同じ長さなのに、ヨコ線の向きと角度で違った印象に。

    タテ線のマジック

    眉に応用してみます。

    • 眉尻が上がっていると、上昇線の効果で頬がスッキリした印象に。

    • 水平な眉は、横のラインが強調され、顔の長さが短く見えます。

    • 眉尻が下がっていると、下降線の効果でふっくらした印象に。

  • ヨコ線のマジック

    ヨコ線の長さは同じでも、矢印の向きで印象が変わります。

    ヨコ線のマジック

    アイメイクに応用してみます。

    • 目を囲むようにアイラインを描くと、丸さが強調されて、目はタテに広がって見えます。

    • 目尻を結ばず外側にアイラインを描くと、目はヨコに広がって見えます。

  • 対比のマジック

    同じ大きさの円ですが、上に描かれている線の違いによって、大きく見えたり小さく見えたりします。

    対比のマジック

    眉と目のバランスに応用してみます。

    • 眉を目から離し、長く描くと目が小さく見え、大人っぽい印象に。

    • 眉を目に近づけ、短く描くと目が大きく見え、子供っぽい雰囲気に。

  • 輪郭のマジック

    輪郭を濃く描いた円は、引き締まって小さく見え、輪郭を強調せずに薄く描いた円は、膨らんだ印象になります。

    輪郭のマジック

    唇に応用してみます。

    • 大きい唇を小さく見せる効果があります。

    • ふっくら大きく見せる効果があります。

  • 色のマジック

    明るい色(ハイライト)は膨張色と言われふっくらした印象に。頬や目元の立体感を出したり、空間を広く見せる効果があります。暗い色(シャドウ)は収縮色と言われ引き締め効果があります。空間を狭く見せることができるので、頬をスッキリ見せたい時などに効果的。

    色のマジック

メイクの力を最大限に生かして
配置バランスを美人プロポーションへ近づけ、
修正していきます。

Let’s give it a try

左右余白タイプ before

左右余白タイプ左右余白タイプ

左右の眉と目の間が近く、
顔や鼻が長く見える。
知的でキリッとした
イメージですが、
少しきつい印象を与えがち。

美人バランスに
整えたメイク

目元を左右に開き、
顔のタテ長感を弱める。

下余白タイプ before

下余白タイプ下余白タイプ

目から下が長く、あごが
大きく額が狭く見えます。
バイタリティあふれた
イメージですが、
男性的な印象に見られがち。

美人バランスに
整えたメイク

各パーツを下に引き下げ、
目から下の距離を縮める。