美人バランスメイク
美人バランスメイク メソッド
ヘアメイクアップアーティストとして、 女優・モデルはもちろん一般の方を含め、2万人以上のヘアメイクを手がけた大橋タカコ。その豊富な経験と知識から「顔の各パーツの配置を動かす」という新しいメイク理論「美人バランスメイク」を生み出しました。
顔のパーツ自体が整っている事も美人の要素の一つではありますが、実はそれよりももっと重要なのが「各パーツの配置バランス」です。ほんの1〜2ミリ程度の配置バランスの違いで美人度は大きく変わります。
その配置バランスを美人プロポーションに整え修正し、各パーツを際立たせるのが、 「大橋タカコの美人バランスメイク」です。
各パーツの配置バランスによって生まれる「余白」が顔の印象を決めます。
自分の顔立ちを知ることが「理想的な顔のプロポーション」に近づける1歩です。
美人バランススケール
まずは“美人バランススケール”を使ってあなたの各パーツの配置を測定します。
今まで自分でも気付かなかった顔の特徴がわかるはずです。
あとは、自分の配置バランスに合わせたメイクテクニックを身に付ければ、きっと自分史上“最も美しい自分”に出会えるはずです。
ラインの角度や方向、太さや濃さ、また色や質感の使い方で顔がほっそり見えたり、小さかった目が大きく見えたりします!
タテ線は同じ長さなのに、ヨコ線の向きと角度で違った印象に。
眉に応用してみます。
眉尻が上がっていると、上昇線の効果で頬がスッキリした印象に。
水平な眉は、横のラインが強調され、顔の長さが短く見えます。
眉尻が下がっていると、下降線の効果でふっくらした印象に。
ヨコ線の長さは同じでも、矢印の向きで印象が変わります。
アイメイクに応用してみます。
目を囲むようにアイラインを描くと、丸さが強調されて、目はタテに広がって見えます。
目尻を結ばず外側にアイラインを描くと、目はヨコに広がって見えます。
同じ大きさの円ですが、上に描かれている線の違いによって、大きく見えたり小さく見えたりします。
眉と目のバランスに応用してみます。
眉を目から離し、長く描くと目が小さく見え、大人っぽい印象に。
眉を目に近づけ、短く描くと目が大きく見え、子供っぽい雰囲気に。
輪郭を濃く描いた円は、引き締まって小さく見え、輪郭を強調せずに薄く描いた円は、膨らんだ印象になります。
唇に応用してみます。
大きい唇を小さく見せる効果があります。
ふっくら大きく見せる効果があります。
明るい色(ハイライト)は膨張色と言われふっくらした印象に。頬や目元の立体感を出したり、空間を広く見せる効果があります。暗い色(シャドウ)は収縮色と言われ引き締め効果があります。空間を狭く見せることができるので、頬をスッキリ見せたい時などに効果的。
メイクの力を最大限に生かして
配置バランスを美人プロポーションへ近づけ、
修正していきます。
Let’s give it a try
左右の眉と目の間が近く、
顔や鼻が長く見える。
知的でキリッとした
イメージですが、
少しきつい印象を与えがち。
目元を左右に開き、
顔のタテ長感を弱める。
目から下が長く、あごが
大きく額が狭く見えます。
バイタリティあふれた
イメージですが、
男性的な印象に見られがち。
各パーツを下に引き下げ、
目から下の距離を縮める。